このたび、既存のアナログメーターに後付けすることで計測値をデジタル化し、遠隔監視を実現する「IoT角度センサユニット」をご活用いただいている、ダイキン工業株式会社様での導入事例記事を公開しました。

導入事例|ダイキン工業株式会社
点検時間を年間約4,000時間削減。連続監視で故障予知も可能に。

記事はこちら:https://sirc.co.jp/news/4758/

導入背景

・ダイキンの化学事業部では、巡回目視点検に多くの工数がかかり、現場の大きな負担となっていた。

・設備の連続監視の必要性が高まっていたものの、設置工事や費用の制約がありシステム導入のハードルが高かった。

・従来の巡回目視点検は8時間ごとの確認にとどまり、設備異常の早期発見が難しかった。

導入の成果

1.年間約4,000時間の業務効率化を実現

IoT角度センサの導入により、アナログメーターの目視確認や記録・転記作業が不要となり、2020年度に約7,000時間かかっていた点検時間を大幅に削減した。

2.連続監視による設備異常の早期発見と修繕費削減

廃液からガスを回収する装置では、圧縮機の弁や配管の詰まりが繰り返し発生し、修繕費がかさんでいた。圧力上昇を「詰まりの予兆」として捉えることで故障を未然に防止し、結果として修繕費の削減につながった。

3.効率化によって生まれた時間を人材育成へ活用

点検業務の効率化により確保した時間を、若手社員の教育や改善活動に活用。現場の人材育成にも好影響をもたらした。

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