成果が見える省エネのために
その2「燃焼空気比最適化でガス消費を削減する空調対策」
- IoT 電力センサ

省エネは、何かを一度に大きく変えるものとは限りません。
小さな見直しをひとつずつ積み重ねていくことも、大切な取り組みです。
このシリーズでは、
現場で無理なく取り組める省エネ改善メニューを紹介していきます。
成果が見える省エネのために その②
「燃焼空気比最適化でガス消費を削減する空調対策」
対策の考え方

ガス吸収式冷温水機では、燃焼時に送り込む空気が多すぎると、排ガス量が増え、その分エネルギーがムダになります。
燃焼空気比を適正に保つことで、
燃焼効率の向上とガス消費量の削減が期待できます。
対策の概要

燃焼用空気を必要以上に供給すると、
排ガスとして余分な熱が逃げ、
エネルギー損失が大きくなります。
そこで、
空気比を適正値に調整することで、
燃焼効率を高め、省エネにつなげます。
対象となる設備
本対策の主な対象は、ガス焚き型の吸収式冷温水機です。
・オフィスビルや商業施設の中央空調用熱源
・工場や病院などの中央熱源設備
・都市ガス・LPGを燃料とする直焚き型吸収式冷温水機 など
冷暖房を兼ねる熱源機として広く使用されている設備が対象になります。
実施のポイント

重要なのは、
燃焼器の空気比を測定し、適正値に調整することです。
目安として、メーカー推奨値は
空気比1.0〜1.1程度が一般的です。※
また、定期点検により、
この状態を継続して維持することが大切です。
※実際の設定値は機種や設置条件により異なります。
必ず各機器メーカーの取扱説明書やサービスマニュアルに従ってください。
期待される効果

燃焼空気比の最適化により、
・排ガス量の低減
・ガス消費量の削減
・CO₂排出量の抑制
・エネルギーコストの低減 といった効果が期待できます。
運転条件を見直すだけでも、
空調設備の省エネにつながる対策です。
まとめ
省エネは、一気にできるものではありません。
ひとつ見直して、またひとつ。
その積み重ねが、確かな成果をつくっていきます。
SIRCは、その一歩を支えるお手伝いができればと考えています。

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