用語説明

カーボンフットプリント(CFP)は、製品やサービスのライフサイクル全体で排出される温室効果ガス量をCO2で数値化し、可視化する仕組みです。CFPは原材料の調達、生産、流通、消費、廃棄・リサイクルのすべての工程で排出される温室効果ガスを合計して算定します。算定には「ISO14067」や「GHGプロトコル」などの国際的な基準が用いられます。日本では経済産業省環境省のガイドラインが参考にされることが多いです。

カーボンフットプリント(CFP)の算定方法

活動量(電気・燃料使用量、輸送距離など)に排出係数を掛けて計算します(温室効果ガス排出量=活動量×排出係数)。製品ごと、プロセスごとに数値化することで、企業や消費者は環境負荷の低い選択や改善活動ができるようになります。

SIRCの事業内容との関連

SIRCのIoT電力センサユニットは、工場や施設の電力消費をリアルタイムで測定し、CFP算定に必要なデータ収集を効率化します。導入企業は工程ごとのCO2排出量の「見える化」と削減活動の最適化が可能となります

カーボンフットプリント(CFP)に関連する事例

CFPの活用事例として、企業が原材料、製造工程、流通、使用まで一連の排出量を分析し、排出が多い工程を特定し改善しています。SIRCの導入事例では、IoT電力センサユニットを使った、設備やラインごとの電力使用量の把握や省エネ推進事例を紹介しています。中国電力様の事例では、エネルギー消費原単位を可視化・把握した事例をご覧いただけます。

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