用語説明
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ実質ゼロにすることです。温室効果ガスにはCO₂、メタン、フロンガスなどが含まれます。カーボンニュートラルは排出をゼロにするのではなく、削減努力をした上で残る排出量を森林による吸収や技術的な除去で相殺します。この「実質ゼロ」という考え方が特徴です。
日本政府は、2020年10月に2050年カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。これは地球温暖化対策の国際的な取り組みであり、産業界でも重要な経営課題となっています。
製造業での取り組みの重要性
製造業は日本の温室効果ガス排出量の多くを占める産業部門です。工場では電力消費が大きく、省エネ対策が不可欠です。具体的には、設備ごとの電力使用量の見える化、省エネ設備への更新、再生可能エネルギーの導入などが推進されています。
SIRCのカーボンニュートラル支援
SIRCは、製造現場のカーボンニュートラル実現を支援するIoTソリューションを提供しています。主力商品の「IoT電力センサユニット」は、わずか15秒で設備に取り付け可能な非接触式センサです。「SIRCクラウドサービス」を活用することで設備ごとの電力消費量をリアルタイムで見える化、Co2排出量の把握や省エネポイントを明確にします。
SIRCの脱炭素DXソリューションは、工事不要で既設設備にも導入でき、すぐに運用を開始できます。クラウド上でデータを自動グラフ化・レポート化し、省エネ施策の立案を支援します。大手電力会社や製造業での導入実績も多数あり、2024年度省エネ大賞を受賞しています。
カーボンニュートラルに向けたSIRCの導入事例
澤藤電機株式会社では、IoT電力センサで待機電力を可視化しました。昼休みなど非稼働時間の電源OFF活動により、CO₂排出量を年間約15トン(電気代約40万円)削減しました。中国電力株式会社の省エネコンサルティングにも採用され、エネルギー消費原単位の把握に活用されています。
2050年、カーボンニュートラル実現に向けて
カーボンニュートラルは2050年の温室効果ガス排出ゼロ社会実現に向けた世界共通の目標です。製造業では、データに基づく省エネ活動が鍵となります。SIRCは、IoT技術で現場のエネルギー管理を支援し、カーボンニュートラル達成に貢献します。

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