株式会社SIRC(サーク)(本社:大阪市中央区、代表取締役CEO:髙橋 真理子、以下「SIRC」)は、主力製品である「SIRC IoT電力センサユニット(以下、IoT電力センサ)」が、株式会社関電工(本社:東京都港区、取締役社長:田母神 博文、以下「関電工」)が開発する、測定記録支援システム「BLuE(ブルー)※」に対応したことをお知らせいたします。
本対応により、IoT電力センサで取得した測定値を、Excel帳票やCAD図面、PDF図面などに直接入力することが可能になりました。これにより、現場で運用されている独自帳票への記録にともなう転記作業が不要となり、測定記録業務の効率化が期待されます。
※BLuEは株式会社関電工の登録商標または商標です。
背景
人口減少や少子高齢化に伴う労働力不足を背景に、DXの活用による省力化・省人化や管理業務の効率化が求められています。SIRCのIoT電力センサは、取得したデータをクラウド上で確認・管理できる仕組みにより、多くの現場で省力化に貢献してきました。一方で、測定値を現場独自の帳票や設備図面に直接記入したいという、より実務に即したニーズも存在します。こうした具体的な課題に応えるかたちで、SIRCのIoT電力センサが、関電工の測定記録支援システム「BLuE」に新たに対応しました。
主なメリット
・独自のExcel帳票などへ測定値を直接入力できるため、手作業による転記が不要
・入力ミスや転記ミスを防ぎ、作業時間の短縮にも貢献
・他のBLuE対応測定器との一元管理が可能
対応機種
IoT電力センサユニット DDS33三相タイプ
(DDS33-0903P/DDS33-1510P/DDS33-2520P/DDS33-3530P)
IoT電力センサユニット DDS13単相タイプ
(DDS13-0903P/DDS13-1510P)
今後の対応について
現在はWindows版のみ対応していますが、iPad版についても2025年9月頃の対応を予定しています。SIRCは、出資元である関電工と連携し、現場のニーズを汲み取りながら、より実効性の高いソリューションの開発に取り組んでまいります。
測定記録支援システム「BLuE(ブルー)」について

株式会社関電工が開発したソフトウェアで、測定器から送信されるデータを、任意のExcel帳票やCAD図面、PDF図面などに自動で直接入力できるのが特長です。無線通信に対応しており、測定値を手入力することなく反映できるため、記録ミスの防止や作業時間の短縮につながり、測定記録業務の効率化を実現します。
https://smart-blue.net/
<BLuEに関するお問い合わせ先>
販売元:株式会社アネステック BLuEサポートチーム
お問い合わせ窓口:https://smart-blue.net/inquiry/
IoT電力センサユニットについて

【 特長1 】 既存設備にワンタッチ15秒で後付け可能
【 特長2 】 SIRC独自方式で力率を計測し、より正確な有効電力を把握できる
【 特長3 】 ワイヤレス設計により電気・配線工事が不要
手軽に工場のラインごと・設備ごとに設置することで、個別の電力データをより正確な値で計測します。これにより、電力の削減ポイントを明確にし、実効性のある省エネ施策を立案・実行することができます。2024年度省エネ大賞受賞製品です。
https://sirc.co.jp/product/dds-01/
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